☆性子☆さんの日記
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■資料:「怖い、でも抜け出せない…」ホームレス襲撃事件の高架下
(読売新聞 - 01月08日 15:58)
日記を読む(21)日記を書く
高架下には、ホームレスのものとみられるブルーシートがある(8日、東京・府中市で)
昨年3月以降、東京都内のホームレス6人が相次いで襲われて死傷した事件。
狙われたのはいずれも、高速道などの高架下で暮らすホームレスだった。
景気悪化でホームレスの増加が懸念される一方、
行政や警察による実態把握はままならないのが実情だ。(海保徹也、安井良典)
「事件は怖いが、今の暮らしから抜け出せない……」
昨年6月、ホームレスだった福岡正二さん(74)が殺害された府中市の中央道高架下。
今もここで暮らす50歳代前半の男性の口調は重い。
男性が暮らすブルーシートに囲まれた一角には、毛布や衣服のほか、
10冊以上の就職情報誌が積まれる。
フリーの調査員の仕事が減って家賃を払えなくなり、
ホームレスになったのは2年前。事件後、怖くなって一度は別の公園に移ったが、
人間関係になじめず、2か月で元の高架下に戻った。
今、冷凍食品の箱詰めなど週2回の日雇い仕事で日銭を稼いでいるが、
食べるだけで精いっぱいだ。
今月2日に殺害された近藤繁さん(71)も、
世田谷区喜多見の東名高速道高架下で単身生活だった。
現場から約100メートルの場所で約半年前から暮らすホームレスの男性(38)は、
「高架下は雨にぬれず、近くの公園にはトイレと水道もあるし、
煩わしい人付き合いもない」と利点を語る。
一連の襲撃事件は、高架下で寝起きする単身のホームレスばかりが狙われた。
府中市の担当者は「多数のホームレスが集まる公園や河川敷と違い、
高架下で暮らす人は人間関係の煩わしさを嫌って、孤立して生活するケースが多い。
それがかえって、狙われやすくしている」と分析する。
事件が起きた3市1区の自治体の担当者はホームレスの実態把握と保護を急いでいるが、
いずれも、「高架下のホームレスの実態把握すら難しいのが実情」と話す。
近藤さんが殺害された現場を管轄する世田谷区では、
業務委託を受けた社会福祉法人の職員がホームレスの間を回り、
施設への入所を勧めている。3件の事件が起きた府中市でも、
「巡回相談員」の制度を活用し、社会福祉士が市内のホームレス訪問を続ける。
だが、「人に頼りたくない、などの理由で、断られることばかり」(世田谷区の担当)という。
国立市の橋の下で63歳のホームレス男性を襲った殺人未遂容疑で
逮捕された高本孝之容疑者(36)は、近藤さん殺害にも関与した疑いが濃厚で、
警視庁は他の4件との関連も捜査する。
「安心した」。同容疑者の逮捕を受け、
調布市のホームレス男性(50)はこう語るが、自治体関係者の不安は尽きず、
「景気悪化の影響か、事件があった後もホームレスの数が減る気配はない」と口をそろえる。
「『派遣切り』などが社会問題化しており、今後ホームレスの数は増えるのでは」
と懸念する府中市生活援護課の担当者は
「施設に移るようねばり強く説得するしかない」と語った。
引用: