家族6. 愛 2007年11月24日20:18
akiu 雲 家族6. 愛 (2007/11/24土)
家族6. … 愛 …
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入院中の ある時の ミーティングは
「大切なもの」というテーマだった。
家族や いのちや お金など…それぞれ切実な話が出た。
…俺は 笑われるかもしれないけど…と 前置きして
「 俺は やっぱり … 愛 … だな 」と 言った。
昨日のAAで いまの 正直な思い…は
「 愛されたい… という感じかもしれない 」と 言った。
俺は いままで … 何かを 愛することや 愛されること…に
支えられて 生きてきたような気がする。
・・・・・・・
「 誰か 」ではなく「 何か 」と書いたのは
たぶん 人間の他にも 多くのものを
愛して来たような気がするからだろう。
以前 ひとりぼっちだと感じていたころ… 神様を探していた。
なにかにつけて 神様を思った。
でも 何を訊いても 神様は答えてはくれない…そんな気がした。
そんな日々の中で いつも 日記を書いていた。
ただ なにもわからずに 書いている日記だけが
自分が生きている証だったように いま 思う。
あしたどうなるか 見当も付かなかった。
確かな目的も 夢も 予定も 計画も なにもなかった。
あしたまで生きていけるかかどうかの…自信さえ なかった。
頼りない自分の 思いを 自分に語りかけていた。
あのころの俺に 愛が あっただろうか?
手紙を 書いていた。
投函することもなく…貯まってゆく手紙。
ほとんど仙台にいる○子さん宛だった。
いつも 逢いたくて 話したくて…
自分のいまの思いを 伝えたくて 書いていた。
あのころ 俺は ○子さんを愛していたのだろうか?
どこで何をしているかわからない俺を
○子さんは 思い出したりしているんだろうか?
わからないけど 語りかけていた。
あのころは 神様も人間も同じようなものだった。
どっちにしても 誰も そばには居なかった。
現実の中に居るのは 自分だけ。
頼れるのは 自分だけだった。
人間は いっぱい居たけれど 見知らぬひとたちと
日々 その場限りで 出逢い 別れてゆく暮らしだった。
愛した人たちも 愛されたひとたちも 思いの中にいた。
記憶の中だけに… 生きていた。
いま思えば 音信不通の世界の愛は なんとも
頼りなく あいまいな愛のような気がする。
現実は 日々に移ろい 状況は変化していった
ふとした出会いの中で 恋心が芽生えかけることもあった。
このまま死んでしまうのかもしれないと 思うこともあった。
いつ また あの懐かしい世界に戻れるのか なんて
考える余裕も無かったような気がする。
自分の状況の変化のように
遠い所の みんなの状況も変化しているはず…
しかし なにが どんな風に変わっているのかは
確かめようもなかった。
でも そうした思い そのものが きっと
それぞれの環境のちがいの中で
大きくちがっていたのだろうと思う。
北海道で 1年2ヶ月ほど暮して…
仙台に帰ってきたとき…
「お前 変わったなぁ…」と言われることも多かった。
確かに 自分でもそう思えたが…
なにが どう 変わったのか…? よくはわからなかった。
・・・・・・・・
○子さんは 大学生になっていた。
そして また 逢って話したりするようになった。
いろんな話をしていたけれど…
いま思えば やはり 子供っぽい ままごと遊びのようなもの
だったようにも 思えてくる。
恋愛というものは… あんがい そんなものなのかもしれない?
愛が ありますか?
ほんとうに 愛していますか?
ほんとうに 愛されていますか?
そう訊かれて お互いの目の前で
ハッキリと答えられるときは…
きっと 誰が見ても 愛し合っていると言うしかない…
愛とは そんなものなのではないだろうか?…と思う。
大人から見て ままごとであっても…
「ちいさな恋のメロディ」の恋も… 恋なのだろうと思う。
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では ハッキリと答えられなくなったときは…?
たとえ どちらか一方でも そうなったら
そこには 愛がある…とは 言えないのではないだろうか?
俺には そんな気がするのだが…。
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参照