家族11. 平等 2007年11月30日09:57
akiu 雲 家族11. 平等 (2007/11/30金)
家族11. … 平等 …
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俺は 次男だから…
仙台の あの家は 俺のゴールではないと…。
…そんなふうに 思えていた。
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日本の文化は 朝鮮半島文化の流れを汲んで
基本的に 儒教文化の影響が強いようだと思う。
(中国の 革命以前の市民社会は道教的な信仰心が強いらしいが…)
俺は次男だから…と思うのは その影響だろうと思う。
家制度… 家督制度は 現代は すでに廃止され
兄弟は 生まれた順番も男女も関係なく 平等とされている。
相続…世襲制度は なぜか 残っている。
親の因果は なぜか 物理的に 子に伝わる。
お金持ち 物持ちの子に 生まれたら…
物質的には もうかる仕組みになっている。
俺の育った家は そういう意味では どちらかと言えば
いわゆる ★恵まれた家★ …のほう だったと思う。
でも 家はひとつしかなかったので
この家を継ぐのはアニキ(長男)だと 当然のように思った訳だ。
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以前 バングラディシュの 人口問題のレポートの中で…
農村の解体の危機の話を 聴いたことがある。
近代の平等化の中で 農地を平等分配していった挙句
一世帯分の土地が小さく分割されてしまって
結局みんな食えなくなってしまって
土地を売って町に出て行くしかなくなってしまう…と言う話だった。
この話を観て 俺は すぐに納得できた。
学校や 世間で 習ったわけではない。
子供の頃から オヤジにこういう話を 聞かされて育っていたからだ。
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「 相続の時は みんな黙って判子を押せ! 」
爺さんが いつも そう言っている…と オヤジは言っていた。
百姓の土地は…個人のものではなく ★ 家のもの ★
…だと言う事 らしかった。
★ 家のもの ★ ⇒ ★ 先祖代代のもの ★
こうした言葉の現実感が わかる人は
いまの日本の社会では
かなりの少数派になっているのではないだろうか?
土地⇒自然環境…も 生き物だということ。
そして その育つ時間や 寿命は…
人間ひとりの それとは ずいぶんと違うのだということ。
そういうことを 爺さんたち…昔の百姓は
当たり前に知っていたのだろうと思う。
いまも 多くの百姓達や 林業者は…
自分の目先の利益にはならない事を 淡々と続けながら
土地を 守り 育てつづけている。
中には 自分が手に入れた 平等分の権利だからと…
田畑山林を 開発業者に売り払って 豪邸を立てたり
息子達に 高級外車買ってやったりして…
いわゆる 贅沢な暮らしを 謳歌していく者たちもいる。
土地… 環境… とは いったい なんなのだろう?
平等とは いったいなんなのだろう?
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参照