HP風の広場   '05.12.17写真日記   MIXI

    本に出合う 2008年08月15日06:32           Kテキストもくじ      もくじに戻る



■資料:本に出合う  2008年08月15日06:32



 昨日は、弟の出版した本を 

そうそうに読み上げTおじに返した。 



三時過ぎに、地下鉄駅まで歩き 

I図書館に出掛けてきた。 



たくさんの絵本の世界に浸る。 

色も形もとりどりの本の世界。 

ファンタスティックの言葉が似合う。 

ノースリーブで出掛けたが 

あまりにも冷房が効き過ぎ。 



そんな本の中に 

さりげなく置いてあった一冊の絵本。 

車いすの写実的な絵が心に迫ってくる。 





「わたし いややねん」  吉村敬子作 偕成社 






わたし でかけるのん いややねん 



人の ようさん いてるとこ きらいや 

ゆうえんちも デパートも 

あんまり 行きたない 

みんな じろじろ見るから いややねん 



わたし 宇宙人と ちがうでェ 

怪獣でも ないで わたし 

ケーキもたべるし ジュースものむ 

くさいうんこも 

きいろい おしっこも でるでえェ 



なんで 見なあかんのん 

先生が いわはった 

「強い心を もちなさい」って 



そんでわたし かんがえてん 



ポパイは ほうれん草たべて 

強 なってんてェ 




わたし いやんなるくらい 

ほうれん草 たべてんけど 




いっこも 強なった気 せえへんねん 




なにたべたら 強なれんねんやろ 

どないしたら 強なれんねんやろ 




やっぱり わたしかて 

なんにも なかったら 

ゆうえんちも デパートも 行きたいもん 




強い心って なんや 



強なるて どういうことや 



わたしが 強なったら こわいやろなあ 




そやけど なんで わたしが 

強ならな あかんねんやろーか 






作者は脳性まひ。 

「わたしが 強なったら こわいやろなあ」 

の一節の挿絵は 

車いすを真正面から描き 

下の方から見上げた絵で 

車いすに轢かれそうな恐怖感が感じられた。 



出掛けるのが好きな作者が 

思春期になって 

感じ始めた「差別」を 

言葉にしてみたら 

こんなふうになったのだと解説してあった。 



心の中のつぶやきが 

言葉となり 

一人歩きし始めると 

「差別」だという意識が 




誰でもが持っている「思い」に 

変わっていくように思う。 







。。。。。。。。。。。

引用:本に出合う  2008年08月15日06:32




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