HP風の広場   '05.12.17写真日記   MIXI

    祭り考 2008年09月15日13:18           Kテキストもくじ      もくじに戻る



■資料:祭り考  2008年09月15日13:18




 三連休である。 



おとといは、山形に出掛け、 

物産館で梨を買いMに送った。 



十五夜に間に合うように送ろうとしたが 

あいにく連絡不足で梨は届かなかったようだ。 

まあ、十五夜の月も顔を見せなかったから 

それもいいかな… 



昨日と今日は、秋保神社のお祭りだ。 

Aちゃんがそばねっけの店を出すというので 

手伝いに行った。 



朝九時にAちゃんの家に着き、豚汁を作った。 

ゴボウとにんじん、しいたけとこんにゃく、豚肉が入り 

Aちゃんのおばさんが、濃いめに味付けしてくれた。 



神社に運び、目標200食で開店の準備をした。 



神社の社務所の裏手で、 

どう見ても人通りの少なさそうな場所だ。 



「広場の一番よい場所にどうして店を出さないの?」 

と聞いたら、広場の中心部は、 

八幡神社に出店する予定のプロのみなさんの 

場所に当てているということらしい。 

21の出店が並んでいるという。 



広場の裏手は、子供の遊びコーナーと 

そばねっけの二つだけだった。 



H野さんが来てくれて、味付けをしてくれた。 

昆布つゆを1L入れて水を2L足し、 

一煮立ちしたところへ塩をひとつまみ入れて 

ねっけ汁はできあがった。 



鍋で作ったねっけを見たH野さんは、 

ねっけが細かくキレてしまったのを見て、 

練り直しをした方がよいとアドバイス。 



ねっけは、水分と熱でかきまわすと 

柔らかさが復活するんだということが分かった。 



夕方になるとお祭り関係者が試食をしにやってきた。 

売る気のないAちゃんはみんなに 

ねっけ汁をふるまって得意そうである。 



直径10センチのお椀に 

餃子大のねっけを三個と 

Aちゃんのお母さんを動員して作った 

だんごを一つ入れ、なるととネギをのせ 

汁を掛けて300円で出すことにした。 



子供たちが遊べるように向かいの店では 

竹の剣玉を作っていた。 



鳥居から社務所の入り口まで 

竹を切って立ち並べ、 

天ぷら油の廃油を入れ、 

ティシュぺーパーで作った芯に油を染みこませ、 

切り口にアルミホイルを被せた 

手作りのエコ灯籠ができていた。 



灯籠を作ったHいさんに話を聞くと、 

天ぷら油は360℃にならないと発火しないから 

芯の紙に火をつけても燃え移らないのだそうだ。 

ただし、発火点に達すれば、当然油に火が付く。 



ろうそく技術よりも作り方が簡単なため 

江戸時代の灯りとして手軽に使われていたのだなあと 

あんどんやちょうちん、 

見回りのお女中の明かり取りなど 

映画やテレビの時代劇の場面が 

思い浮かび、感心しながら話を聞いた。 



暗くなり灯籠に灯が灯された。 



祭りは神楽や踊りや演目が続く。 



いつの間にか、会場前に並べられたパイプいすは 

人で埋め尽くされ、「今年の祭りは今までになく 

人が来ている。」と祭り関係者は話していた。 



さて、そばねっけの店には、 

予想通り人が来ない。 



ヒマを持て余したので、 

近くの虫除け用のたき火が 

消えそうになったときに 

火を起こしに行った。 



忘れた頃にお客が来てねっけ汁を注文する。 



おじいさんがやって来た。 

ねっけ汁を出すと、味わいながら食べている。 

「この汁はうまい。何を使っているんです?」 

と問いかける。 

そばつゆを使っているのだけれど 

その感動を壊すような返事をしていいのかなあ〜 

と迷っていると、 

Aちゃんが 

「さわやか市場の野菜でだしをとった汁なんです。」と、 

これまた 

適当な返事にならない答えを返す。 

納得していないよなあと思いながら、 

秋保産のそば粉100%のねっけのほうに 

話をそらしながら 

時間を稼いでいると、食べ終わり 
満
足してお金を払う段になった。 



Aちゃんは、 

「お金はいいですよ。」と気前のよい返事。 

おじいさんは 

「では孫を連れてまた来ます。」 

と言って去っていった。 

しばらくすると、そのおじいさん。 

孫とその友達4人を連れてきてくれた。 



「ここのそばねっけ汁はうまいから食べなさい。」 

と孫を座らせ、代金を置いて先に帰って行った。 



お祭りと言えば、焼きそばや 

大判焼き、フランクフルトなどが人気メニューだ。 

地元のそばねっけよりも 

やはり食いつきがよいに決まっている。 



でも、あぶらっこい食べ物が多い中では 

そばねっけはあっさりとして年寄り向きの 

うまい食材なのかもしれない。 



地産地消というわりには、 

お祭りは外部の怪しい産地の食材が 

当たり前にまかり通っていることが 

不思議だなあと思う。 



お祭り=特別の意識が働くのだろう。 



そばねっけの出番はやはり収穫祭なのかなとも思う。 

その土地の産物を町の人達に振る舞うときに 

受ける食材なのかもしれない。 



売れない理由はさがせば数々あるが… 

本日は30食ぐらいは売れたろうか? 



材料費と手間代とも赤字のねっけの出店。 



学びは多いが、商売はむずかしい! 







。。。。。。。。。。。

引用:祭り考  2008年09月15日13:18




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