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伝説
92.01.04.日 4:32pm
風邪ひいたちんぽが うなだれている
舞いながら溶けてゆく 雪がある
水平線の向こうに 空が続いている
砂漠の底に都市が眠る
青い星に 夜がある
羽化を忘れた さなぎがある
焼けただれた 街並みがある
微動だにしない時の深さの中で
震えつづける水晶版のきしみ
メッセージは自動律の交響詩
破れたゴミ袋
うごめく妖精たちの卵
憑かれたおとこたちの 虚ろなまなざし
ゆめみるおんなたちの ひとりあそび
ついでに酔いどれた日本海
手淫にむせぶ おんなの指先
手まんこ握る おとこのこぶし
創ることを忘れた 掌の嘆き
こぶしが 壁を殴る
こぶしが 空を切る
血まみれたもの
250CCが 唸りをあげる
冬の虫が ぶんぶん飛ぶ
冷暖房完備の生涯刑務所
死がある
魂の死がある
幻想と覚醒との不倫がある
粘膜質のふれあいに過度の潤いがある
砕かれてガサついた ことばがある
天文学的な世界がある
人文主義が地に墜ちる
それでも鴉はゴミをあさる
無限浄化の世界がある
唯物論が自食する
おんなが蛸とからむ
おとこは失したものをさがす
それでも世界は浄化してゆく
とげとげしたものを好む奴がいる
ぬめぬめしたものを好む奴もいる
かさついたものを好む奴もいる
・・・おれは さらさらと
しっとりとした おんなの肌が ・・・すきだ
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