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「ゆめの森」

ゆめもよう




雲流れ 地上の星を 見つめてる♪   05.10.10.




1990→2005.10.10.




流れてゆく雲
通り過ぎる雲
高く ひくく 空に 浮かぶ雲

海の上を 陸の上を 谷の上を ・・・流れてゆく雲
ビルの上を 道路の上を 工場の上を
畑の上を 田んぼの上を 林の上を 森の上を
川の上を 湖の上を 山の上を ・・・流れてゆく雲

裁判所の上を 議事堂の上を 原発の上を
都市の上を 砂漠の上を 戦場の上を ・・・流れてゆく雲

保育所の上を 病院の上を 老人ホームの上を           
              
ぼくの上を きみの上を こどもたちの上を

流れてゆく雲

ひとの上を けものの上を
とりの上を さかなの上を
アリンコの上を 草の上を

流れつづけてゆく 雲




…… 秋空に 雲が描いた 夢模様 ♪








河童くん 空を見つめて どんな夢♪   05.10.3.








  2005.10.3.




 あなたに あいたい

 いつもみている とうりすぎてゆく すれちがう

 みえない わからない 

 みりょくてきな あなたに


 とおい地平に影を落とす

 ふしぎなあなたに 


 いつも あいたい




……なに思う 陸に上がった カッパさん
           ふるさとの川 愛のふところ






陽溜まりに 瞳を洗う 碧い花 ♪   05.10.3.

 

 



竜胆(りんどう)

  2005.10.14.金




竜胆の こころ惑わす 深き碧(あお)

道の端に 竜胆の碧 我を問う

宇宙とはなにかを 語る ゆめの花

青き空 碧い竜胆 青い星

陽溜りに こぼれた宇宙 ひとしずく

この碧に叶う 瞳を 待ちわびる

碧き花 惑うことなく 野辺に咲く

揺るぎなき 碧きいのちの 相聞歌

めくるめく 有情を融かす 碧い花




・…・・ 道野辺の 竜胆の花 陽を浴びて

             空を見上げる  森の陽溜り 











あの空に とどけてみたい 花の青   05.10.14.





  05.10.14.金




 あおは なんだか ふしぎ

 空の色?
 海の色?

 あおは静寂
 あおは深淵

 碧(あお)は

 ……

 宇宙の色?





…… 青い星 銀河の淵で ゆめを見る

           あなたの瞳  わたしのこころ♪ 










紅に 胸を貫く 彼岸花    05.10.3.






  2005.10.13.木




今日…(もう昨日だネ♪)は 晴れたので
彼岸花の写真撮りました。



    紅



 あかは なんだかこわい

 命の色?
 危険の色?

 あかは情熱
 あかは妖艶

 紅(あか)は
  ……
 おんなの色?






…紅(くれない)を 真綿の愛で つつみこむ

        女の性(さが)に いつもあこがれ♪












♪   05.10.3.





ないしょ話

  2005.10.6.木




あのね ぼく みたよ

あの子が お散歩していたんだ
たのしそうに
           
うたを唄っていたよ
くちぶえも吹いていたよ
            
空を見上げていたよ
    
だから ボクも

空を 見たんだ
      
小さな 白い雲が


ふんわりと うかんでいたよ












莚旗 狼煙(のろし)か 野火か 燃える秋   05.11.10.木





暮れなずむ 60年目の 秋の空

  05.11.10.木





野火

  05.11.10.木








ピカドンってなに?
バクダンってなに?

満州って どこ?
ラバウルって どこ?
サマワって どこ?

ケータイって なに?
デジタルって なに?
ブログって なに?

しらないこと しってること
いろいろ

いろんなことを 学んでみたいから
いろんなこと やってみたいから

できないから…  わからないから…

できなくても わからなくても



生きてゆくのかもしれない









言の葉が 舞い散る秋の もの想い
        明日の天気 空にたずねる♪ 


お日様と 遊び足りずに ダダこねる 
         夕べの祈り 空の荘厳 ♪








































































































♪   05.10.3.





  2005.10.3.






  2005.10.3.



 

  1992

冬が春に恋をした

でも 春は夏に恋して涙を流す

 

夏はしずかに・・・秋に寄り添い

秋はいやいや 冬に惹かれていった

そして いつも

冬は春に恋していた。

     

詩集「虫の声」1992..より

・・・・・・・・・・・・・

ちから

1991.5.7.

愛には 持久力が必要

恋には 瞬発力が必要

夢には 脱力が必要

しごとには 気力が必要

くらしには 活力が必要

・・・・ ひとには 魅力が必要・・・かも!?・・・・

 

もの言わぬウサギ 脱走

アリスのウサギみたいに
気をひいたかと思うと
一目散に 逃げていく

お前に言葉がわかるならば
いったい どっちを選ぶんだろう

イタチやキツネに狙われる「自由」・・と
食いっぱぐれのない「牢獄」・・と

 

うさぎさん

ウサギさんは ながいみみ
なんでもきこえる ながいみみ

ウサギさんは はやいあし
ぴょんぴょんはねる はやいあし

うさぎさんは おおきな目
よおぉーくみえる おおきな目

だから うさぎさんは
なんにも いわない

なんにも いわない

 

おとなでもない・・こどもでもない

すなおになれる気がするの
あなたといると
すなおになれる気がするの

それだけ

たぶん あなたは
許されることなら ぼくも

「おとなでもない こどもでもない」

そんな気がして

  ・・・・・・・・・・・・・

玉手箱

1990.9.29.

いそがしすぎるあなたに・・・とどけてあげたい玉手箱

ふたをあけてごらん ・・・中には・・・ 手鏡があって

忙しそうな あなたの顔が のぞけるだろうから

・・・・・・・・・・・・

  だからって別に どうってことでも 無いのだけれど

いそがしすぎるあなたに とどけてあげたい ・・玉手箱。

・・・・・・・・・・・・・

小さきものへ

1992.8.21.金9:21PM.

15歳(じゅうご)になったらオトナになれ!

15歳になったら 技をみがけ あとからではできない

15歳になったら 恋をしろ 愛することを 学ぶ季節だ

  15歳になったら 親を捨てろ 未練を残す分だけ 親は老いてゆく

15歳になったら 自分を作れ 自分が無ければ 奴隷にしかなれない

15歳になったら 巣立ちの季節 住み慣れた居心地のよさは 翼を弱くするだけだ

15歳になったら 裸で風に吹かれろ 風邪をひいても 自分で治すしかない

15歳になったら 苦労しろ 馴れた頃でもまだまだ20歳(はたち)

15歳になったら 何でも学べ もぅ誰も教科書はくれない。

15歳になったら ひとになれ

ひとになるか 奴隷になるか 自分で決意(えら)ぶ時だ

・・・・・・・・・・・・

15歳になったら・・ 俺たちオトナには キミらを抱える力は無い

15歳になったら

  キミたちは じゅうぶん育って 大きすぎる・・・から