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はためいわく

 

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いま

  2004.2.11.2:34am

かすかに聞こえる きみの声

だけど姿は見えなくて

 

いつまでつづく ひと探し

みんなそれぞれ 生きている

いつもどこかですれちがい

出会いと分かれ 繰り返し

どこまで行っても すれちがい

届いたよ あなたのちいさな つぶやきが

感じたよ ふるえるこころの ささやきが

ただそれだけのひとりごと

なにもできない・・・ひとりごと。

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感じて生きよう♪

2004.2.2

五感・・・・・感じてみよう♪

      

声を出そう♪
唖者(あしゃ=声が出ない人)じゃないなら♪

耳を澄まそう
聾者(ろうしゃ=耳のきこえない人)じゃないなら♪

みつめてみよう
盲者(もうしゃ=目の見えない人)じゃないなら♪

香りだってステキ・・・だよ!

つかって視よう・・・五体満足・・・つかえるものは♪

ないひとの気持ち・・・思いやってみよう♪

ないものねだりをやめて

あるものを・・・活かそう!!♪♪♪

自分にあるものを 活かして・・

あじわってみよう・・・人生♪

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自分になにがあるのか それぐらい わかっていたい!!・・・よね♪

おれ(=彫刻家)は触覚人間・・・触りすぎて・・・きらわれる!♪♪

玉手箱

1990.9.29.

いそがしすぎるあなたに・・・とどけてあげたい玉手箱

ふたをあけてごらん ・・・中には・・・ 手鏡があって

忙しそうな あなたの顔が のぞけるだろうから

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  だからって別に どうってことでも 無いのだけれど

いそがしすぎるあなたに とどけてあげたい ・・玉手箱。

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  1992

冬が春に恋をした

でも 春は夏に恋して涙を流す

 

夏はしずかに・・・秋に寄り添い

秋はいやいや 冬に惹かれていった

そして いつも

冬は春に恋していた。

     

詩集「虫の声」1992..より

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小さきものへ

1992.8.21.金9:21PM.

15歳(じゅうご)になったらオトナになれ!

15歳になったら 技をみがけ あとからではできない

15歳になったら 恋をしろ 愛することを 学ぶ季節だ

  15歳になったら 親を捨てろ 未練を残す分だけ 親は老いてゆく

15歳になったら 自分を作れ 自分が無ければ 奴隷にしかなれない

15歳になったら 巣立ちの季節 住み慣れた居心地のよさは 翼を弱くするだけだ

15歳になったら 裸で風に吹かれろ 風邪をひいても 自分で治すしかない

15歳になったら 苦労しろ 馴れた頃でもまだまだ20歳(はたち)

15歳になったら 何でも学べ もぅ誰も教科書はくれない。

15歳になったら ひとになれ

ひとになるか 奴隷になるか 自分で決意(えら)ぶ時だ

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15歳になったら・・ 俺たちオトナには キミらを抱える力は無い

15歳になったら

  キミたちは じゅうぶん育って 大きすぎる・・・から