「 思い出を探そう 」
1990.5.8火 →2007.9.2日
思い出を探そう 太古の原野に生れ落ちた あのころの
思い出を探そう まだ馴れてしまってはいなかった あのころの
時 が 刻まれるものではなく つつみこんでくれた あのころの
… 思い出 …の 中に もういちど
… 魂 … を 浮かべてみよう
この こころの形 が 透明な 気配 だけで 感じられていた
… 想い … だけが 脳裏を埋めていた … あのころ …
ぼくは まだ ぼくでは なかったし
ひとが まだ まったく ひとでさえ なかった … あのころ …
そうした自由の中で 風のように 光のように
輝いていた「 いのち 」を
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もういちど 手のひらに すくいとってみよう
こぼれ落ちる銀砂のような … きらめきの波動に …
… 身をゆだねて …
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億光年の 旅に出よう
ひとときの 終わることなき … 永劫回帰 … に
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今日の終わりを 沈めてみよう
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