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1. 目標
アル中21. 目標 2007年12月07日15:27
akiu 雲 アル中21. … 目標 … 






アル中21. … 目標 … 





。。。。。。。。。。 


「アルコール依存症」は 進行性の病気です。 

…と 医者が言っている。 

ただし その自覚が難しいような感じもする。 

自覚し始めると 不安になり 

心理的要因で 酒が増えていったりする者もする。 

そうした悪循環が やっかいな病気だと思う。 

 ・・・・・・・・ 

飲み始めの 早いうちだったら… 酒をやめられたかもしれない。 

しかし そうする者は 殆ど居ない。(ビックブック第3章) 

…と AAのパンフレットに書いてある。 


うちに電話をしてくる入院仲間は 止められないひとたちだけ…!?。 

自助グループでも 病院でも… 

患者同士は 病院や自助グループの外では つきあわないこと。 

…と 言っている。 

退院後9ヶ月が過ぎて… 現状を知るにつれて 

その言葉が 実感としてわかってくるような気もしている。 

★ 共依存 ★…型の 感性の 危うさ… なのかもしれない。 


不安や 孤独感を どんな風に解決してゆくか… 

その★ 方向性 ★の問題なのかもしれないと 思うようになってきた。 

自分自身の存在証明…確認。 

誰だって★ 自己肯定感 ★…が 欲しいのだろうと思う。 


アル症患者は… 

酒害によって 社会性や 人間関係を 失ってしまった者が多い。 

仕事や 家族を 失った者も多い。 


医者が 落ち着くまで なにもしないように…と 言うが 

毎日 ひとりで 何をしたらいいのか 

そうした事で イラだつ事も多い。 

そんな時 誰かと一緒なら 動けるかもしれない…という 

…★ 依存心 ★…が 出てくるのだと思う。 


「 ひとはひとりでは 生きていけません。 

    … 群れていなさい。 」…とも 医者は言っている。 


「 飲んでいる者は ほっておきなさい。」…とも。 


止めようとしている者同士が 止め続けるために 群れる場…は 

自助グループと 病院だけ …に すること。 

…コレが原則だと みんな言う。 


しかし 多くの患者の 思いは… 

たぶん 社会復帰なのだろうと思う。 


患者たちは 周囲からの さまざまな見られ方が 気になっている。 

飲みつづけていた頃の自分への 

周りからの視線を忘れるには 時間がかかるだろう。 


。。。。。。。。。。 

いま 俺は 酒を飲んではいない。 

酒を飲んでいないだけだ…と思う。 

自立したオトナとは 言えないのだろうとは思う。 


去年の今ごろは 毎日 朝から酒を飲んでいた。 

500ml缶ビール毎日6本に 抑えるのがやっとだった。 

最後に仕事をした1999年の10月から… 

アルコール依存症の診断を受ける(2005.9.13)まで…丸6年間は 

ほとんど毎日 1日中飲んでいた。 



それから「 通院・断酒 」を始めて… 

通院は6週間目で やめてしまったが 断酒はつづけて… 

去年の8月21日まで 11ヶ月間 全く酒を飲んではいなかった。 

 ・・・・・・・・ 
酒を やめられたような気に なっていた。 

しかし こころに 疚しがあった。 

過去の飲酒への 疚しさではない。 

一人前に 自立していない事への 疚しさだったろうと思う。 


1999年の9月以降 … 7年間も… 

まったく いわゆる仕事(=金稼ぎ)をしていなかったからだ。 

今年で8年以上になる。 



自立という意味では… 正確に言えば 

俺が パートナーと 経済的に平等と言える暮らしをしていたのは 

秋保に引っ越してくる前 1981年ごろまで だろうと思う。 


そこから数えたら…26年間。 

俺は パートナーに★ 経済的に依存 ★して 生きてきたことになる。 

俺の 54年間の人生の中で… 

曲がりなりにも 自分で稼いだ金で 

経済的に自立して居たと言えるのは…? 

家を出た19歳から 秋保に来た29歳までの 

…10年間だけなのだろうと思う。  

29歳で パートナーと話し合って 子育て担当になってから… 

そうした 疚しさが ずっと あったような気がする。 

早く 経済的に自立したい。…お金を稼げるようになりたい… 

一人前に 自立したオトナと言える暮らしを作りたい…と。 


今の時代 自分で自由に使えるお金が無いのは 

それなりに辛いことも多い。 


いま想えば 事あるごとに いつも そうした思いに 

イラだつことも 多かったような気がする。 



。。。。。。。。。。 

俺の初心… 目標 …18歳で高校を中退し 

家を出たとき…の 思い。 

それは まちがいなく… 

★ 自立した人間になりたい ★…と いうことだったろうと思う。 


あれから36年経って… 

まだそれさえできていない自分。 


それが 一番 納得できないのは この俺自身…なのだろうと思う。 


これからの人生の方針… 方向は 変わり様がない。 

あの時の初心に還って これからも 

一歩ずつ 歩いていくしかないのだろうと…思う。 



。。。。。。。。。。 









<<<<<<<<<<<<<<<< ↑ここまで…21.目標 >>>>>>>>>>>>>>> 参照


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↓アル中について

1.アル中入院

2.酒害・無知

3.状況 : 1.理解 2.対処

4.自助グループ

5.常識 と 予防

6.栄養吸収障害

7.アルコール耐性 と 体力

8.狂気の沙汰 : 離脱症状

9.家族

10.酒 と 暴力

11.酒 と [ うつ ]

12.余命告知

13.酔い心地

14.根っこ : 依存のモグラ叩き

15.共依存







↓アル中高校生

1.アル中高校生

2.最初の印象

3.ハートウォッチング

4.春の陽射し

5.昼休みのメニュー

6.酒・タバコ

7.体育・強歩大会-1

8.体育・強歩大会-2

9.文化祭-1 

10.文化祭-2

11.夏休み

12.狂気の沙汰 : 離脱症状

13.卒業-1

終.卒業-2







4.自助グループ

5.根っこ : 依存のモグラ叩き

6.余命告知

7.酔い心地

8.

9.共依存

10.栄養吸収障害

11.アルコール耐性と体力

12.常識と予防

13.狂気の沙汰:離脱症状

16.酒害・無知

17.理解・対処

18.

4.自助グループ

5.根っこ:依存のモグラ叩き

6.余命告知

7.酔い心地

8.

9.共依存

10.栄養吸収障害

11.アルコール耐性と体力

12.常識と予防

13.狂気の沙汰:離脱症状

16.酒害・無知

17.理解・対処

18.

19.

20.

6.うつ1

7.うつ2



















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