アル中:語る…権利と責任 2007年10月22日11:34
akiu 雲 :めも:全断連(全国断酒会連合会)「 全国大会 」2007/10/21.日in仙台
「 語る 」権利と責任 … サバイバーズ ミッション …
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戦前や 戦中 私文書や公共の場での発言
あるいは プライベートの場でさえ…
検閲や 支配勢力の側の監視が 厳しかった。
(…いまの北朝鮮 金正日体制のようなものだ。 )
いつの世も 情報を公開しようとするものと…
それを 包み隠そうとする勢力が 対峙している。
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その背景にあるものと 機能不全家庭に潜在する根っこは
… よく似ている …と 俺は思う。
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昨日('07.10.21.日曜) 断酒会の「全国大会」に行ってきました。
患者や家族の 体験談などのあとに…
東北会病院 院長:石川達ドクター(俺の主治医だっちゃ)の講演があった。
「世代間連鎖からの回復 … まず ホッとな会話から」
…と題しての 講演だった。
「ホットな」 ではなく 「ホッとな」…と 書いてある。
これは印刷校正ミスではないだろう。彼らしいお茶目な表現だ。
「ホット=熱い…会話」ではなく…「ホッとする会話」を
…とのメッセージだろうと思う。
機能不全家庭の説明のところで そこにある暗黙のルールと
それがもたらす家庭の状況を語っていた。
★ 機能不全家庭 ★は
★ 情緒的見捨てられ感 ★ …に 支配された さびしい家族。
そこは 沈黙し 孤立感に満ちて 硬直し 否認が支配している。
そこから…
★ 家族神話と 回復ルール ★
…の くだりへとつづき
そこに支配しているものを 克服してゆくことが ★ 回復への道 ★
…と語る。
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機能不全家庭 :回復への方策
↑ ↑
信じるな → 安全な場と人を探す。
話すな → 語りましょう。
感じるな → 感じましょう。 → ★感じたことを言葉にすること★
変わるな → 変わりましょう。
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出来事をリアルに 感情と共に体験すること…→ ★ 感じること ★
感じること 語ること 承認されることは … 体験の解毒。…になる。
↑出来事を 感情とつなぎ合わせ 語る 作業が大切。
それ(語られた事)を 誰かに 承認され 受け容れてもらうことが大切。
★ こころの すすはらい ★ …をすることによって風通しがよくなる。
( ↑これを 与えてくれる場が 断酒会 や AA などの 自助グループ。)
講演の最後で …
★ サバイバーズ ミッション ★と 言っていました。
原爆被害者たちに対して 誰かが言った言葉らしいです。
生き残った者たちの責任…
アルコール依存症患者となり 回復しているひとたちには…
同じ病いで 苦しみ 死んでいった者たちへの責任として
この病気の現状や その問題性を…
★ 社会に発信しつづける 義務がある ★
…のでは …と 結んでいました。
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☆アルコール依存症患者の… 現状。
㈰女性の 急激な増加。
※ 乳幼児期アルコール障害の問題も大きい。
㈪若年齢化(20代アル症患者)の加速。
㈫高齢(65歳以上)患者の増加。
㈬軽症化(目立たない)…⇒良い子アル中…つまり粗暴ではないアル中さん。
↑うつから自傷や自殺に至るケースも多い。
※★ アルコール性うつ ★…の問題。
㈭飲酒運転者の問題。
☆対策↓ ・・・・・・・・
★2合/日.以上…週5日以上の 大量飲酒者への介入の必要性。
★アルコール政策の議論の活発化。
★義務教育レベルでの アルコールand薬物問題への認識教育。
★専門病院・治療体制の拡大充実。
…etc.
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おおむね このような話だったように思う。
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